結婚のキッカケ話

今年12月11日に結婚されるNさん(38才)。話は風洞試験の話から、いつの間にかその話に。

J研には極超音速、超音速2、静音速2、低音速の風洞がある。風洞は大きなものでも1m×1m、2m×2mくらい四方の穴から、すごいスピードの風が出てきて、翼表面付近の風の乱れ点、よどみ点、6方向のモーメント等を測るというもの、超音速の風洞が一番人気で年中、埋まってるそうです。
マリッジブルーというのは結婚式前ではなく、結婚を決める前にある。本当にこの人でいいのか、本当にこの人以上の人には会えないのかな、、と考えて、マリッジブルーになった。
・そして私はとにかく、面食いだったんですよ。だから、その点ではいまの彼女は全く納得してはいない(キレイじゃない!とは言わないが、理想通りかというと理想には程遠い)。
・でも、34の時、米国留学から帰ってきて、いつもと変わらぬ毎日がまた始まった時、思った。あぁ、俺の人生、こうやって毎日の繰り返しがあって、終わって行くのかな、と。それはあまりにも寂しいなぁ、やはり生まれてきたからには自分の子供を育てて一人前にして送りだしてみたい、と思った。そして、そのためにはこの毎日の繰り返しは”終わり”にしなくては!と思って、自分を変えていけるように日々心がけて、活動的に頑張った。
・私はもう人生の後半戦に入っていると思っている。それを感じたのは35歳の時。あと2,3年したら俺も人生のちょうど半ばに差し掛かる。このままで俺の人生いいのか??と、強く思った。自分の親達を見ていて、自分の祖父母はすでに亡くなってるし、親達もかなりヨボヨボしてきた。それを見て、俺も長くはない。20数年したら、俺も親達と同じ状況になるんだ、と思ったら、ゆっくりとはしていられない、と思った。
・人生の後半戦の40年間をこのまま一人で過ごす場合と、20数年間、奥さんと一緒に子供を育てて、日々、自分の生活には変化が無いかもしれないけど、子供を育てなきゃいけない、というある意味、張りのある人生を過ごした場合を比較した時、まずそれだけで”結婚は大きなプラス”だった。残りの人生全部で考えて、この人とだったらきっと全体で考えてプラスだな、と思える人と出会えたことが大事。
・結婚相手を決める時は、一つ。基本的な性格が合うことが大事。価値観の違い等、違いは魅力になるけど、基本的な性格が大きく違いすぎると続かない。また違いを受け入れて、魅力と感じるのではなく、違いに気づいたとき、常に自分の方の価値観へ強引に合わせさせようとしてしまう人だと無理。相手の話を聞いて、相手の方へうまく歩み寄ったり、またはその違いを楽しめるようでないと続かない。でも、これは恋愛をする上での最低条件とも言える。
・本当に結婚を決める時、まず考えるべきは、その人と過ごす残りの人生40年〜数十年間を通して、色々夫婦でも違いがあるからぶつかったりもするだろうし、マイナスもプラスもあると思うんだけど、一人でずっと過ごすことを”0”だとして、そのマイナス、プラス、マイナス、プラスを全部合わせて、プラスだなと思えば結婚したらいい。マイナスだと思えば、結婚しなければいい。判断すべきは、それだけ。後は全体でプラスだなと思ったら、自分でも努力して、それにどれだけ追加のプラスをできるか、っていうところを頑張る。自分だけでなく、二人で頑張る。そうすれば、きっと最後に死ぬ時になって、この人と一緒に過ごしてきて良かった、結婚してよかったと思えるはず。
・でも、分かんないけどね。結婚するまでは、まだ後戻りできる訳ですから。何が起こるか分からないよ〜。(笑)



・Fさんも昨日の飲み会で「体を鍛えて、いつか嫁さんをお姫様抱っこしてあげたい。嫁が”絶対、お姫様抱っこだけはしてもらわない!”と言って、まだ一度もしたことが無いんですが、私の体見て、たぶんお姫様抱っこされてヨロっとかしたり、後ろに、あ〜って倒れられてしまうと一生ショックで忘れられなくなるから、だからしてもらいたくない、って言ってるんだろうな〜って思ってて。嫁は160cmくらいなんですが、私と背があまり変わらないので、結構あるんですよ。」なんて言ってましたが、やっぱり、女性ってお姫様抱っこって理想なんですかね?
→私は”50kg切ったら、お姫様抱っこしてあげるよ”と言っている。彼女は160cmくらいなんで、結構50kg切るのはキツイんだと思うんですけど。50kgくらいじゃないと、一瞬ならいいんですけど、抱きかかえて歩くとなると、さすがに腰が、、とか、後でどっかに来たら怖いな、、と思って、できない。