企画部と機械部の違い

sentochihiro2005-05-22

・電話の鳴る量が格段に少ない。派遣さん3人体制+総括の人(3人)が取ってくれるので、この部に来てから自分はほとんど電話と取ったことが無い。取ることになるとすれば夜19:00以降、部内に人がまばらになってきた頃とかだけ。昼休みも電話がなったり、上司、課長、部長から”お声”を掛けて頂くということがまず無い。とりえず、これ昼中!みたいなよく分からない発注が来ることが無く、すごく昼はゆっくり休める。
・企画部だと、課長・上司ともに常にメチャメチャ忙しいので、業務時間外にあたる昼休みくらいしか部下に仕事の話をできない、という状況になるが、機械部では無い。昼は当然、休む!(休める)という文化。
・部内が約4つの島に分かれていて完全分業制になっている。指揮系統も明確化されており、島を跨いでお願いが来るようなことはまず無い(島内のことはまず島内で解決)また、お願いする時はまず課長を通してから来るので、無駄に仕事が横から流れてきて、とにかく、”やる人”、”できる人”のところに仕事が流れてきたり、部内の一部に仕事が吹き溜まるということが無い。また、島を越えて電話を取る必要(義務感)が全く無い。
・企画部に居た頃は企画業務課全体(15名程度)の総括(supporter)兼ヘルプデスクになっていて、業務課全員から聞かれること(→調べる)、お願いされることがあったが、いまはあっても島内(6名)からのみ。そして着任後まだ間もないということで、ほとんど聞かれることが無いし、むしろ課内主査様の方がよくご存知なので教えてもらう立場。当然、格段に業務量は減る。
・全体に仕事量が少ない。(1/2以下?)そして機械部の仕事は期限が”1週間後まで”、”2ヵ月後まで”というのがほとんどなのに対して、企画部の仕事は"今日の昼まで(ってか当初の期限は昨日までとか先週末・・・だったりする)"、"今日中"、"2,3日中なる早で"。格段に仕事のスパンが違う。
・企画部は全ての仕事が最初に入ってきて、方針決定、振り分け、スケジュール管理、刈り取りをする部署であり、仕事を各部にお願いする立場なので、自分がやる仕事に時間的な猶予を取ることができない(企画部での滞留時間を長くすれば長くするほど、依頼する各部での作業時間に猶予を取れなくなる)、そして基本的に各部の方が立場が強いので、企画での作業に係る時間的猶予はほとんど取れなくなる。そして遅れていれば、”企画部が方針決定して各部に連絡してくるのが遅れたから、提出期限通りに対応できなかったんだよ!(そんなご無体な〜)”という反発を受けて、仕事が回らなくなる。


(日々のカルチャーショック)
・18:15頃、”企画部(前部署)の歓送迎会がありまして今日は早めに失礼させて頂きたいのですが、、”と主研に断ろうと思ったら、ハッと思ったら、主研も回りの人も居なくなってた。(一応、定時は17:30ですが)企画部の定時は22時か24時あたりなので、それまでは業務時間!外に出る時は一言断って、、、という暗黙の文化が上司との間にあるが、機械部にはそういう文化は全く無い!(えっ、こっちが普通なの???っていうか、6時とかに帰ったら、やること見つからないんですけど、、)
・一度、20時頃退社して家路を自転車で走っていて一言。”ってか、いいの〜?!!機械部さいこー!!!”。何しよう〜か、思いつかない、、というか、今日も26時コースの企画部の皆(私の後任含む)に申し訳ない、、。なんか、晴れ晴れとした気持ちでアフターワークが楽しめなくなっていることに気付いて、そこにまたビックリ。習慣とはおそろしい、、。とりあえず、しばらく1,2ヶ月くらいの間は骨休めさせてもらいますが、その後は余った時間を使って、色んなこと企画してやってこーっと思ってるので、今、少しだけは休ませてください。(スマン、後任の同期、、)
・異動を機に、これからは”人とのつながりを大事にしていこう”と思い、歓送迎会等部内の飲み会、昼飯等にも積極的に声を掛けたり、出て行くようにしていたり、長らく疎遠になっていた友人とも連絡を取りあったりし始めているのですが、結構、私にしては予定が埋まってきました。嬉しい一方、ちゃんと自分を磨くことにも時間を使っていかなきゃな、とちょこっと反省。(友人と会うことも大事ですが、自分が魅力的であり続けることが大前提だと思っているので)
・万博勤務の説明資料を業務時間中に読んでいていいこと、分からないことがあって聞きにいったら経験者からレクしてもらおうか?となって、丁寧に分かりやすく説明してもらえてしまうことにまたまたビックリ。企画部なら確実に”資料は行きの新幹線の中+現地で読めるだろ?”となる。


(後任の問題意識)
・仕事の量多すぎ。これは物理的にムリな状況に達してる。
→おっしゃる通り。企画部は15人の課に30人分の仕事が来て、一部の人に集中的に割り振りされる部なので、繁忙期の総括は死ぬことになる。これは課としての課長のマネージメントの問題でもあるが、①業務量の多さは止むを得ない、②やる気の無い人、できない人に仕事を担当させると逆にフォロー仕事で、回りに倍になって返ってくる。③人事課的にも、他の部ではどこの部も減少させている状況にあって、これ以上、企画部の人数を増やせない。(人の取り合いは、各部部長との戦いになる)という部分があって、どうしようも無いところがあるのです。
・一つの仕事に一人の担当は組織として危うい。仕事は全て2人以上で把握しておくべき。
→一つの仕事に二人の担当を当てたら回らない(人数が足らないという現状がある)。部担当にそれぞれ副担当を付けようという話もあったが、課内の主査様がみんな、”え・・・”という対応で、一向に決まらなかったので、優しい課長は、”決まらないなぁ、、どうしようかぁ。”と言っているうちに、大異動シーズンが来て、事実上ムリになり、そのまままになっている。
・課長は結構、時間が経つと忘れてしまう。約1ヶ月前に言ったことじゃ、まず厳しい。再度説明をする時は、経緯を含めて、説明できる体制になってから、説明することが必要。
・”この件、誰が担当だったの?”、”あっ、それは○○君(私)しか分からない”はウソ。仕事を、他の人に流すための方便。(企画部に居た時は、俺もよく使った・・・)知らない、と言ったのは”本当に忘れている”か”とぼけてる(仕事を流そうとしている)”か”分かります”と言うと担当になってしまうから。

to be continued